【日本で働きたい外国人向け】
面接で絶対聞かれる覚えておきたい質問集
書類選考も無事通過しいよいよ面接となると、気になるのは「どんな質問をされるのか」ではないでしょうか?面接官によって質問の内容は様々ですが、その中でもよく聞かれる質問もいくつかあります。
事前にどんなことを聞かれるのか予想できれば、面接前にじっくりと答え方を練習できますよね。もし当日緊張してしまっても、その練習がきっと自分の手助けとなるでしょう。今回は面接で聞かれることの多い質問についてご紹介します。
30秒から2分程度で自分のことを簡単に紹介します。具体的な内容としては①自分の名前、②自分の得意なことや経験、③それを活かして何がしたいかを話すときれいにまとまります。全て説明しようとはせず、簡潔かつ論理的に話しましょう。最後は「以上です、宜しくお願い致します。」で締めくくるのがおすすめです。
ポイント
・簡潔に論理的に話せるか
・どんな人柄が伺えるか
この質問は1番最初の質問として使われることが多く、話し方や答え方により自分の第一印象を強く与えることとなります。緊張しているかもしれませんが、ハキハキとわかりやすく答えましょう。
その会社でなければならない理由を答えましょう。より具体的に答えらえると志望度が強いと判断されます。例えば「日本で働きたかったから」という理由では日本にある会社ならどこでも良いですよね。会社の経営理念や社員の方とのエピソードなどと、自分の今までの経験を繋げられると説得力が出ます。
ポイント
・企業の研究ができているか
・志望度は強いのか
なぜ母国ではなく日本で働きたいのかについて説明しましょう。日本企業は基本的にずっと自社で働いてもらえる人材を求めています。ずっと日本に住むつもりでも構わないと思っている場合は、その気持ちを相手に伝えましょう。
ポイント
・日本でずっと働き続けるのか?
・異文化にも馴染めるのか?
自分の長所と短所に関する質問です。①自分は何が得意で、②それを発揮してどんな結果を出したのか、一方で③自分は何が不得意で、④短所をカバーするためにどんなことに気を付けているのかという内容を盛り込み簡潔に答えましょう。短所についてはそれを自分で認識しているからこそ、どんなことに気を付けているのかについて説明することは必須です。
ポイント
・自己分析ができているか
・どんな仕事に適性があるか
自分の今までで1番頑張ったエピソードについて話します。①どんなことが難しかったのか、②どんな対策をし、③どんな結果が得られたのかについて論理的に話しましょう。もし満足できる結果が得られていない場合は、失敗から学んだことやそれ以来心がけていることなどを付け加えるのもおすすめです。
スポーツや専門の研究などでは、専門用語がわかりにくい場合があります。全くその分野を知らない人でも理解できるように話すことがポイントです。中途の場合は前職でのエピソードを話しましょう。
・何に対して力を発揮するのか
・論理的に話すことができるか
職種とは人事・営業・購買のような職務名を指します。①どんな職種を志望し、②なぜその職種を志望するのかを簡潔に答えましょう。ジョブローテーションという様々な職種を経験させる企業の場合は、1つの職種に固執するよりも他の職種も経験してゼネラリストを目指すような姿勢を回答するがおすすめです。その場合でも「どんな職種でも良いです」と答えるのはNGです。自分の長所とやりたいことを結び付けた職種をきちんと考えておきましょう。
・論理的に納得できる内容か
・職種についてきちんと調べられているか
企業名をそのまま答える必要はありません。業界や職種など、その会社と共通する部分を答えましょう。例えば「〇〇に携わりたいので〇〇業界を中心に応募しています」「〇〇を活かしたいので〇〇に特化した企業を志望しています」というふうに答えるのがおすすめです。
ポイント
・本当はどんな企業を志望しているのか
・志望度は強いのか
企業に就職するために今の学業を選んだわけではない方もいらっしゃるのは当然ですが、受験勉強をして入学し何かを学習するということは、目標に向かって努力し成し遂げた1つのエピソードとなります。受験勉強という過酷な課題を乗り越えた時の、「この学校に行きたい」というモチベーションになった理由が、その会社を志望する理由に少しでも共通点があれば、また会社でも頑張ってくれるのではないかと採用担当者は予想します。何か共通点があればその部分を中心に話すのがおすすめです。
ポイント
・一貫した志望理由があるか
①自分の目指す姿、②前職と目指す姿のミスマッチ部分、③それを踏まえて自分はどのような条件で働きたいのかという内容を盛り込み説明するのがおすすめです。ネガティブな理由であったとしても、不平不満のように聞こえないように説明することが重要です。「年収が低かったので退職しました」ではなく、「子供が2人いる中十分に家族を養える年収を目指し、今回キャリアアップを考え転職を考えています」など、ポジティブに伝えるようにしましょう。
ポイント
・仕事に対して何を求めているか
・どのようなキャリアプランなのか
よくある質問をご紹介しましたが、面接官によって質問の内容は様々です。想定外で答えらえないとならないように、自分の就職活動の軸を決めておきましょう。会社に合わせることも必要ですが、本当の自分は「何がやりたいのか」「それはなぜなのか」「自分の得意なことは何か」ということを全て繋げて考えておくと、質問の答えに一貫性が出るようになります。面接前に自分の軸を決めるため自己分析をしっかり行っておきましょう。